「鳥木石夾纈染額」121×33cm 夾纈染 2000年 内田明司氏作品

正倉院御物である「鳥木石夾纈染額」などに用いられた夾纈染の技法を染色作家の内田明司氏が一から試行錯誤を繰り返し、苦労の末に再現、御物を復元されました。

夾纈染(きょうけちぞめ)とは、文様を彫った2枚の板の間に布を挟み、締め板の背後から染料を注ぎ込み、がらを浮かび上がらせ、木版のにじみを利用した染色法のことです。

 

「和」(なごやか)23×64×48cm 陶器 2007 年 宮本 博氏作品

宮本氏は和やかな気持ちの世界を願ってと「和」の篆書体の     を模様にし陶と一体化されました。

階段下の空間を利用し石庭をイメージした展示に致しました。

         

「水の章Ⅲ」200×97cm 「水の章Ⅴ」200×107cm 吉水絹代氏作品

(2004年、平織り ウール、アクリル)

織が持つ柔らかさ、温かさが見る人を和やかにさせると言われています。

「水の章Ⅲ」は新工芸の佳作に、「水の章Ⅴ」は日展の特選に選ばれた作者にとっても貴重な作品を寄贈して頂きました。